家に形状記憶合金を使う理由とは?そのメリットについて紹介していきます!

query_builder 2022/10/25

家に形状記憶合金が使われる理由についてご存知でしょうか。
実は、形状記憶合金を使うことには魅力的なメリットがあります。
今回は、形状記憶合金とは何か、家に形状記憶合金を使うメリットについて紹介します。

□形状記憶合金とは何か


形状記憶合金とは、低温で変形し、変形したときの温度よりも高温になると、元の形に戻る性質を持つ合金です。
また、高温で形が安定しているときでも、力を入れて伸ばすと約8パーセントまで伸び、力を抜くと元の形に戻るゴムのような性質も併せ持ちます。
形を変えられる自由度の高さや元の形に戻る形状記憶特性から、機能性が評価されており、機械部品や省エネルギー用機器などにおける実用化が多方面で検討されています。

□形状記憶合金を使うメリットについて


形状記憶合金を使うメリットには、形状記憶合金の2つの特性と関わっています。

1つ目は、形状記憶特性です。
形状記憶合金には、変態点と呼ばれる温度の境界線があります。
形状記憶合金が、変態点よりも低い温度であるときと、変態点よりも高い温度であるときでは、原子の並び方が変わるため、性質が大きく異なります。
低い温度のときは形状記憶合金の形を変えられるものの、高い温度にすると元の形状に戻るという形状記憶特性が特徴的です。

また、本来では温度が変わり、原子の並び方が変わると原子同士のつながりが切れてしまい、金属でさえも切れます。
ただし、形状記憶合金は普通の金属とは違って、原子の並び方が変わっても原子が切れることはありません。
そのため、温度の変化によって自在に形が変えられ、丈夫さも有しています。

2つ目は、超弾性です。
形状記憶合金は、温度の変化だけでなく、加える力の加減によっても形を変えられます。
例えば、強い力で引っ張ると形状記憶合金は力に従って伸びますが、力を抜くと元の形状に戻ります。
このように、高い伸縮性を持っていることが特徴の1つです。

形状記憶特性と超弾性を併せ持つ形状記憶合金を家に使うことで、夏や冬の温度差に自然に対応してくれます。
例えば、冬の寒い時期には、形状記憶合金は形を変え、夏の暑い時期になると形状記憶合金は元の形状に戻ります。
この性質は、家の中の様々な場所で応用できます。

□まとめ


今回は、家に形状記憶合金を使う理由とそのメリットについて紹介しました。
形状記憶合金は、形状記憶特性や超弾性などの高機能性が評価され、多方面での実用化が検討されています。
形状記憶合金を家に使うためには専門的知識が必要です。
是非お気軽に当社までご相談ください。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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