壁の中を空気が流れるので、無駄な湿気も夏の熱気も家にこもりません。湿気で木材が劣化しないため、家はいつまでも丈夫です。通気口から入った空気は、床下のひんやりとした空気と混ざって壁の中を上昇します。自然な空気の流れが、焼け込みの熱を緩和し、無駄な湿気を一掃するというしくみです。壁の中を空気が流れることで、室内は熱気の影響を受けにくい快適な空間となります。
WB HOUSE
住む人を守り健やかに暮らせる家へ
深呼吸したくなる住宅作りに力を入れており、シックハウスやアトピー、喘息などの健康被害から守る設計にこだわった家作りを行っています。夏は室内の空気を快適に保ちながら、冬は室内の熱を逃しにくい家の呼吸を意識した設計をしています。また、壁面の呼吸も意識し、室内の化学物質の臭いを外へ排出し、湿度が上がりにくくカビが生えにくい空間作りを行っています。
WB HOUSEの標準工法は暮らすだけで健康に
「WB
HOUSE」は、通気断熱WB工法によってつくられた住宅です。伝統に支えられた「WB
HOUSE」のコンセプトは、「深呼吸したくなる家」で、木造による丈夫な骨組みにより、地震に強く、湿気を通す優れた能力で、湿度に負けない耐久性の高い家を実現しました。人が「呼吸」するように、家も「呼吸」しながら生きております。WB
HOUSEの「深呼吸したくなる家」というコンセプトは、「空気」づくりを考えてつくられました。
WBとは、ダブルブレス、ふたつの呼吸を意味します。 ひとつめの呼吸は、「家の呼吸」で、気温の変化で反応する形状記憶合金を使った仕組みにより、壁の中の空気をコントロールいたします。夏は、室内の空気を快適に保ち、冬は室内の熱を逃がしにくくします。もうひとつの呼吸は、「壁面の呼吸」で、伝統的な土壁が持つ湿気を通す作用を応用した家そのものが呼吸する仕組みです。室内の化学物資や臭いを、屋外に排出し、湿度があがりにくいので、カビの抑制にも効果を発揮いたします。社会問題にもなっている、シックハウスやアトピー、喘息などの健康被害から住む人を守り、心が安らぎ健やかに暮らせる家を提供いたします。
01 壁の中の通気性
02 気温に反応する形状記憶合金
暑くなったら服を脱ぎ、寒くなったら服を着こむ、人はそうやって季節に応じた服装を身にまといます。家も同じように、季節に合わせて衣替えをすることができるのです。気温の変化で伸縮する形状記憶合金を利用し、気温に応じて通気口が自動的に開閉する発想によって、家も人と同じように衣替えができるのです。
03 気密性と断熱性
形状記憶合金で通気口からの冷気を遮断し、冬の冷え込みを抑えます。壁の中に空気の層ができ、家の中の気密性を断熱性がアップします。気温が低下すると通気口は自動的に閉じ、冷たい空気の侵入を防ぐことができます。壁の中の空気を動きにくくすることで、室内暖房の熱が逃げにくくなり断熱性がアップしますので、熱の通気性とは一変、家は気密性が高い状態になります。
04 気温に反応する形状記憶合金
土壁の原理を応用し、臭いも化学物質も湿気と一緒に壁を通過します。換気システムに頼らなくても、深呼吸したくなる結露しない家が実現いたします。室内の有害な化学物質や生活臭は、湿気とともに透湿性の壁を透過し、屋外へ排出されます。機械による室内換気をしなくても、室内ホルムアルデヒド濃度を低く抑えることが可能です(厚生労働省指標値0.08ppm)。余分な湿気も抑えるので結露する心配もなく、室内は常にクリーンな空気で保たれます。
