腐りにくい木材とは?その特徴と種類をご紹介!

query_builder 2023/06/29
耐久性のある家を建てたい方はいらっしゃいませんか。
耐久性のある家には、腐りにくい木材を選択することがおすすめです。
その中でも耐久性の高い木材について知っておくと良いでしょう。
そこで、腐りにくい木材の特徴とその種類について紹介します。

□腐りにくい木材の特徴とは?

腐りにくい木材は、耐腐朽性の有無が大きな特徴です。

木材の腐朽は、木材腐朽菌と呼ばれる菌によって木の主成分であるセルロースやリグニンが分解されることが原因です。
この分解により、木材の耐久性は大幅に低下します。

木材腐朽菌は数百種類存在し、その中にはシイタケやマイタケなど身近な菌も含まれます。

湿度の高い環境では木材腐朽菌が活発化し、木材は腐りやすくなります。
そのため、洗面所やバスルームなど湿気の多い場所で使用される木材には耐腐朽性が重要です。

腐りにくい木材は、木材腐朽菌が嫌がる成分(ポリフェノールやタンニンなど)を含んでおり、高い抵抗力を持っています。
ヒノキやスギなどは腐りにくい木材であり、耐久性が高いと言えます。
また、木材腐朽菌が活発な熱帯地方の木材は通常、強力な耐腐朽物質を含んでいます。

□腐りにくい木材の具体的種類をご紹介!

耐水性の高い木材は、樹種によって耐水性が異なります。
以下では、耐水性が高いものから中程度の木材までを「中」「強」というカテゴリーに分類します。

*耐久性が中の木材

・浅田(アサダ)
浅田(アサダ)は強靭で割れにくく、表面が緻密なため仕上がりが美しく、摩擦や腐食にも強い特徴を持ちます。
また、家具や床材、船縁材などに優れた選択肢です。

・杉(スギ)
杉(スギ)は日本人にとって最も馴染み深い木材であり、色合いや香り、加工性、耐久性などの特性から建築だけでなく、船や樽などにも広く使用されています。

*耐久性が強の木材

・栗(クリ)
栗(クリ)はタンニンを含んでおり、そのため腐りにくく耐水性に優れています。
防腐処理を施さずとも、土台などの用途に適した優れた木材です。

・米杉(ベイスギ)
米杉(ベイスギ)はヒノキ科に属し、ヒノキチオールを含むため耐水性が高く腐りにくい特徴があります。
主に外壁材や屋根材として適しています。

□まとめ

湿度の高い場所や屋外など濡れやすい環境でのDIYプロジェクトでは、腐りにくい木材の使用がおすすめです。
そして、耐久性の高い木材でおすすめは、栗(クリ)や米杉(ベイスギ)です。
当社は素材にこだわりを持った住宅を提供するのでお気軽にご相談ください。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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