軒が長い家の特徴とは?そのメリット、デメリットについて解説します

query_builder 2023/07/03
家の軒は、与える印象に影響があることをご存じでしょうか。
軒が長い家には重厚感のある外観を演出するメリットがあります。
一方、いくつかのデメリットが存在することも事実です。
そこで今回は、軒の役割と軒が長い家のメリットとデメリットについて紹介します。

□軒とは?その役割について

軒とは建物の屋根の一部で、屋根の外側に突き出した構造物のことです。
そんな軒は、外壁面よりも屋根を外側に突き出すことで様々な効果をもたらします。
例えば、屋根から流れ落ちる雨水が外壁にかかることによる汚れや劣化を防ぎます。
また、屋根のすぐ下に位置する窓に日除けの役割を果たしてくれます。

□軒が長い家のメリットとデメリットを解説

*軒が長い家のメリットとは

・重厚感のある外観を演出する

長い軒を持つ建物は、重厚感や高級感のある外観を作り出します。
特に和風の建物では、深い軒が採用されるので非常に立派で魅力的な印象を与えます。
和風テイストを取り入れたモダンな建物では、長い軒が高級感を際立たせ、素晴らしい建物の完成を促します。

・涼しい居住環境を提供する

深い軒は夏場の日差しを遮ってくれるため、涼しい居住環境を作り出すという大きなメリットがあります。
太陽の光を遮ることで、室内の温度を快適な範囲に保てます。
一方、冬季には太陽の高さが低いので程よく光を取り入れられるでしょう。

・外壁を保護する

長い軒は雨水などから外壁を守る役割を果たします。
特に屋根周辺の外壁は、日差しや雨によって容易に損傷を受ける傾向があります。
深い軒があれば、雨が外壁に直接当たりにくくなります。
また、直射日光が当たりにくいため、外壁の劣化を防止できるでしょう。

*軒が長い家のデメリットとは

・室内が暗くなる

軒が長い場合、太陽光が遮られて室内に光が入りにくくなります。
そのため、昼間でも部屋が暗くなり、室内照明の使用頻度が増える可能性があります。

・屋根の風への影響が大きい

強風が吹いた時に屋根が風圧の影響を受けやすくなります。
その結果、屋根の安定性が低下して飛散や損傷のリスクが高まるので適切な対策が必要です。

・建築費用が増加する

屋根面積が増えることで軒天に使用する材料の量も増えるため、総合的な建築コストが上昇する可能性があります。

□まとめ

軒は屋根の一部として、建物を保護し、快適な居住環境を提供する重要な役割を果たしています。
軒が長い家のメリットは重厚感、涼しい環境、外壁の保護です。
一方、室内が暗くなることや風の影響を受けやすいこと、建築費用の増加というデメリットがあります。
これらの特徴を知った上で採用するか判断する基準にしてください。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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