断熱材にカビが生える？その原因と対策をご紹介！

query_builder 2023/07/11
断熱材にカビが生える場合があることをご存じでしょうか。
カビが発生するための条件は、空間が高温多湿であることや、壁などの含水率が高くなることが挙げられます。
そんな断熱材に発生するカビを防ぎたいですよね。
そこで今回は、断熱材にカビが生える原因とカビを防ぐための方法について紹介します。

□断熱材にカビが生える原因とは？

断熱材にカビが生える原因は、不適切な断熱材の不足や品質であったことが挙げられます。
断熱材は壁の内部に配置されており、「室内の快適な温度を維持するため」や「室内と外気の温度差による結露を防止するため」などの目的で用いられます。

しかし、断熱材の厚みや量、施工方法が適切でない場合は、室内と外部の温度差が生じるので壁の内部や表面に結露が発生します。
結露の水分が壁材に吸収され、含水率が高くなることで壁紙などの表面にカビが発生します。

また、結露の水分がグラスウールなどの綿状断熱材に付着すると、断熱材が水分を吸収し、カビが繁殖してしまい、断熱材自体もカビだらけになり効果を失います。
このような問題は建物の壁そのものに起因するため、改善には工事が必要になります。

□カビを防ぐための4つの方法とは？

1.断熱性を向上させる
適切な断熱性が欠けている場合は、室内外の気温差によって結露が発生しやすくなります。
この結露がカビの発生に大きく関わるので断熱性能を向上させる必要があります。
そこで、以下の項目に取り組みましょう。

・屋根や天井の断熱
・床や基礎の断熱
・壁の材料
・窓やサッシ

2.気密性を高める
適切な気密性も重要です。
気密性が低いと湿気が建物内に浸入してしまいます。
気密性を高める方法としては、断熱材の施工時に気密シートを使用したり、高気密性のサッシを採用したりすると良いでしょう。

3.常に換気システムを稼働させる

換気システムを連続的に作動させることも必要です。

4.信頼性のある施工会社に頼る

高気密高断熱住宅を構築する場合は、適切な気密性や断熱性を備えた設備を選ぶだけでなく、施工会社の実績も重要です。
特に気密性に関しては、施工会社の高度な技術力が要求されます。
そのため、高気密高断熱住宅の実績豊富な住宅会社を選ぶことが重要です。

□まとめ

断熱材にカビが生えるのには、断熱材の厚みや量、施工方法が適切でないという原因があります。
カビの発生を防ぐためには、断熱性・気密性の向上や換気システムの稼働、信頼性のある施工会社に依頼することなどがあります。

当社はこれまでの経験を活かした設計を行い、一人ひとりに合ったプランを提供するのでお困りの際にはご相談ください。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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