吹き抜け空間は寒くなる?その理由と具体的な対策方法をご紹介!

query_builder 2023/08/21
吹き抜けのマイホームのお持ちの方で冬が異常に寒いとお考えの方はいらっしゃいませんか。
実は、吹き抜けがある家はない家に比べて寒くなります。
今回は吹き抜けのある空間が寒くなる理由とその対策方法についてご紹介します。

□なぜ吹き抜け空間は寒くなる?

吹き抜けは解放感のある間取りにするには最適なデザインですが、その空間の温度は低くなります。
なぜ吹き抜けの空間は寒くなるのか、その理由をご紹介します。

・空気の重さは温度によって変わる

空気の重さはその温度によって左右されます。
冷たい空気は密度や質量が暖かい空気よりも高く、重いです。
そのため、暖かい空気は上に上昇し、冷たい空気は部屋の底に溜まります。

特に吹き抜けのような縦長の空間の場合は、冷気が底にたまりやすく、寒さを感じやすいです。
見た目のデザインは素敵な吹き抜けのデザインですが、機能面ではやや不便です。

・天井が高いと暖房が効きづらいから

吹き抜けがあると天井が高くなり、空間の容積が増えてしまいますので、暖房や冷房などの空調設備の効率が悪くなります。
寒い冬場に暖房をつけるときは、部屋が温まるまでにはかなりの時間がかかってしまいます。
吹き抜けのある空間の広さに適したエアコンが必要になります。

□吹き抜け空間の寒さ対策

吹き抜けの寒さ対策は自分でできる対策と会社に工事をしてもらう対策に分かれますのでそれぞれご紹介します。

*自分で対策する

・断熱性のあるカーテンを用いる

太陽の出ない夜の間は、外から冷気が入り込むので部屋が寒くなります。
断熱性に優れたカーテンを取り付け、カーテンを置くことで昼は光を取り込み、カーテンを閉めることで夜は冷気を遮断します。

・シーリングファンの取り付け

シーリングファンは部屋の空気を循環させ、部屋の上部の暖かい空気を足元に送ります。
そうすることで、部屋の温度が均一になり部屋全体が温まります。
また、全方位に回転するサーキュレーターを用いてみても良いでしょう。

*専門の会社に対策してもらう

・断熱材を壁に取り付ける

断熱材や遮熱材の施工をしてもらいます。
遮熱性と機密性の高い壁にすると、部屋の温度を暖かいまま保てます。

・吹き抜けを部屋に変える

あえて、吹き抜けだった空間を部屋に改築するのも1つの手です。
吹き抜け部分に床を設置して新しい部屋にしましょう。

□まとめ

吹き抜けの空間が寒くなる主な原因は、天井が高い分、冷たい空気が下に溜まり、暖房が効きにくいからです。
吹き抜けに断熱材を設けると、部屋の暖かさは保たれます。
また、シーリングファンを活用すると、部屋の空気は循環し部屋全体の温度は調和されます。
このような対策をすれば寒さは緩和されるでしょう。

吹き抜け空間で寒さについて不安のある方は当社までお気軽にご相談ください。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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