世帯分離の概要やメリットやデメリットについて解説します!

query_builder 2023/09/29
家づくりを検討していると、「世帯分離」という言葉と出会ったことがあるかもしれません。
また、「世帯分離」と聞いても、それが何のことを指しているのかさっぱりわからない方が多いかもしれません。
しかし、家づくりをご検討中の方は、ぜひ世帯分離の概要を理解しておいた方が良いでしょう。
そこで、今回は世帯分離の概要やメリットやデメリットについて解説します。

□世帯分離の概要について

同居しながら家族間の世帯を分けることを、世帯分離と呼びます。
世帯分離をするためには、役所で手続きをして、住民票の世帯を分ける必要があります。

一見すると、面倒な作業であるように見えるため、「なぜ世帯分離をするのか」といった疑問を抱かれた方も多いかもしれません。
実は、ご家族の中に介護が必要な方がいらっしゃる場合は、世帯分離をすることでいくつかのメリットを享受できます。
一方で、デメリットもあるため、以下の章でご紹介する内容を把握したうえで、総合的な視点を持って判断することがおすすめです。

□世帯分離をするメリットやデメリットについて

*メリット

1.介護費用の負担割合が低くなる
同居する家族が、介護が必要な方の介護をする場合、介護報酬が支給されないというルールが介護保険制度で決まっています。
そのため、あえて世帯分離をすることで、介護報酬が支給される可能性が高くなり、介護費用の自己負担割合を抑えられます。

2.後期高齢者医療制度の保険料が低くなる
後期高齢者医療制度とは、65歳以上の方が加入する保険で、国が保険料の一部を負担しています。
同居する家族の収入が多い場合、支払う必要のある保険料が増えてしまいます。
そこで、世帯分離をすることで、保険料を抑えることにつながります。

*デメリット

1.親世帯が子供の健康保険組合を利用できなくなる可能性がある
世帯分離をすると、親と子世帯は別々になるため、子供の健康保険組合を利用できなくなることがあります。

2.住民税が高くなることがある
市区町村によってルールは異なりますが、基本的に住民税は世帯の人数や所得に応じて課税されます。
そのため、世帯分離をして、世帯がバラバラになると、それぞれの世帯に応じて住民税を支払う必要性が生じ、総額として住民税が高くなることもあります。
ただ、一定額の控除を受けられることもありますので、市区町村のルールを確認してみることをおすすめします。

□まとめ

今回は、世帯分離の概要やメリットやデメリットについてご紹介しました。
世帯分離をすることで、介護費用の負担を抑えられたり、後期高齢者医療制度の保険料を抑えられたりするといったメリットを享受できます。
一方で、親世帯が子供の健康保険組合を利用できなくなることや住民税が高くなることもあります。
そのため、これらを総合的に把握したうえで、世帯分離をするかどうかを決めることがおすすめです。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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