珪藻土の壁のデメリットについて解説します!

query_builder 2023/10/19
日本の住宅と相性の良い珪藻土。
珪藻土の壁を採用している住宅は多いため、何となく珪藻土の壁を採用しようと思われている方も多いかもしれません。
確かに、珪藻土の壁を採用することには多くのメリットがありますが、メリットだけに気を取られてしまうと、後悔につながる危険性があります。
そこで、今回は珪藻土の壁のデメリットについてご紹介します。

□そもそも珪藻土とは

そもそも珪藻土とは、高い吸湿性と吸水性を兼ね備えている素材のことを指します。
珪藻土は、二酸化ケイ素が主成分として成り立っており、二酸化ケイ素とは乾燥剤の原料としても使用されているものです。
そのため、珪藻土も非常に吸湿性と吸水性に優れています。

また、日本は梅雨の時期もあるため、高温多湿になることが世界の中でも多い方です。
そのため、日本の住宅と珪藻土の相性は非常に良いといえます。

しかし、珪藻土の魅力的な部分だけを見て、珪藻土を採用してしまうと、後悔につながる危険性もあります。
そこで、次の章では珪藻土の壁のデメリットについてご紹介します。

□珪藻土の壁のデメリットについて

*ひび割れが起きやすい

珪藻土の壁において、最も注意すべきことはひび割れが起きやすいことです。
日本の冬のおける空気の乾燥が、珪藻土のひび割れに影響を与えています。
具体的には、空気の乾燥によって壁や階段などの木材が収縮し、その収縮した動きに珪藻土が対応できずに、ひび割れを起こしてしまいます。
ちなみに、小さなひび割れであれば、素人の方でも補修できますが、事前に珪藻土の壁はひび割れを起こしやすいことを把握しておくことが大切です。

*珪藻土の塗り直しは難しい

上記では、小さなひび割れであれば素人の方でも対応できるとご紹介しましたが、壁全体の補修や塗り直しとなると素人の方は対応できないと考えましょう。
珪藻土ではなく、一般的な壁紙であれば、素人の方でも対応できることがあるため、この点は他の壁と珪藻土の壁の大きな違いの一つといえます。
そのため、珪藻土を採用する際は、業者に塗装依頼をしないといけなくなることを事前に把握しておきましょう。

□まとめ

今回は、珪藻土の壁のデメリットについて解説しました。
そもそも珪藻土とは、吸湿性と吸水性に優れた日本の住宅との相性の良い素材のことを指します。
しかし、ひび割れが起きやすいことや塗り直しは難しいことなどのデメリットもあるため、事前にデメリットについても把握したうえで、珪藻土を採用するかどうかを決めることがおすすめです。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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