パッシブデザインとは?環境にやさしい家づくりについて

query_builder 2023/11/02
持続可能な生活を求める人々にとって、エネルギー消費を最小限に抑え、自然の恩恵を最大限に活用した快適な住環境は大きな魅力です。
特に、初期投資が高くても長期的なランニングコストの削減や環境への配慮を重視する人々にとって、パッシブデザインの家は理想的な選択となるでしょう。

そこで今回は、パッシブデザインの特徴やメリットとは何なのか、取り入れる際に気を付けたいポイントについてご紹介します。

□パッシブデザインにはどんな特徴がある?

*自然の力を活用する設計技術

パッシブデザインは、太陽光・熱・風などの自然の力を活用する設計技術です。
この技術を利用することで、省エネルギーな生活が実現できます。
機械ではなく自然エネルギーを利用することで、ランニングコストを抑えたいと考えている方や、地球にやさしい家づくりを目指す方には特におすすめです。

*「断熱・気密・通風・採光・蓄熱」がキーワード

これらの要素を適切に組み合わせることで、住宅のエネルギー消費を大幅に削減することが可能です。
特に、高気密・高断熱の家は、自然エネルギーを効率良く取り入れられます。
日射しによる熱を有効活用して室内に蓄熱性を持たせる方法や、温度差換気を行える設計も効果的です。

□パッシブデザイン住宅のメリットとは?注意点も解説!

まずはパッシブデザイン住宅のメリットをご紹介します。

・光熱費の削減

パッシブデザインの家は、自然エネルギーを効率良く取り入れることで、照明や冷暖房のコストを大幅に削減できます。
特に、夏の14時頃の消費電力におけるエアコンの使用電力が減少することが期待できます。

・自然を感じる生活

太陽の光や風を家の中でも感じられることから、パッシブデザインを取り入れた家では自然エネルギーや季節の移ろいを感じながらの生活が実現できます。

日々の生活のなかで自然に触れることは、ライフサイクルの調整を助ける働きがあることから、外気の環境や温度変化に対応しやすくなります。

ここからはパッシブデザイン住宅の注意点についてご紹介します。

・建築費の高さ

パッシブデザインの家は、一般的な家よりも建築費が高くなる傾向があります。

しかし、長期的な視点では、電気代をはじめとする光熱費を減らせるメリットもあります。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)との違いも理解することで、より適切な選択ができるでしょう。

・地域に合わせた設計が必要

パッシブデザインの家を作るには、住む地域にある自然エネルギーや土地の特徴を最大限に活かすことが必要です。
そのため、周囲の環境に合わせたオーダーメイドの建築が求められる場合があります。

加えて、周辺の地形・隣家との距離、開口部の広さや方角といった個別の要素も計算しなくてはなりません。

□まとめ

パッシブデザインの家は、持続可能な生活を求める人々にとって大きな魅力があります。
しかし、その魅力だけでなく、建築費の高さや地域に合わせた設計が必要など、注意するべきポイントも存在します。
これらの点をしっかりと理解し、理想的なパッシブデザインの家を目指しましょう。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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