平屋にガレージを作るなら知っておきたい3つのタイプと注意点

query_builder 2023/11/06
新しい家を建てることを考えている家族や車愛好者にとって、家とガレージの一体感は非常に重要です。
特に車を持っている家族にとって、ガレージはただの収納スペースではなく、家の一部としての存在感が求められます。

今回は、平屋のガレージハウスに焦点を当て、それぞれの特徴と作る際に気を付けたいポイントについて解説します。

□平屋ガレージの3つのタイプ

1.分離型ガレージ

分離型ガレージは、住居とは別のガレージ専用スペースとして設けられます。
敷地の広さや家の間取りに応じて、住宅に隣接する場所に車を保管することが可能です。
ガレージ本体の価格は40万円前後で、工事費を含めると総額80万円前後となることが多いです。

2.ビルトインガレージ

ビルトインガレージは、2階建ての住宅の1階部分を車庫として利用するスタイルです。
リフォーム時にも取り入れられることが多く、数百万円近くの費用がかかることが一般的です。

3.ガレージハウス

ガレージハウスは、新築時にガレージを住居の一部として組み込むスタイルです。
外観デザインに統一感があり、設計上のコストも抑えやすいのが特徴です。
ガレージスペースは車1台分で約4〜5坪、2台分では約8〜10坪が必要です。

□平屋にガレージを作る際の注意点3つ

*耐震性の低下

ガレージの大きな開口部は、その構造上、家の耐震性を低下させる可能性があります。
特に、木造住宅の場合、柱や壁の配置は地震の際の建物の安定性に大きく影響します。
ガレージの存在により、必要な柱を設けるスペースが減少することで、家全体の耐震性が低下するリスクが高まってしまいます。

また、ガレージの開口部が大きい場合、地震の際の揺れが大きくなる可能性も考えられます。
このようなリスクを軽減するためには、適切な耐震対策を施すことが必要です。

*固定資産税の問題

ガレージは、その構造や用途によって固定資産税の対象となることがあります。
特に、壁で完全に囲まれたガレージの場合、固定資産税が課税されるケースが多いです。

一方、カーポートのように壁で囲まれていない場合、税金の対象外となることもあります。

ガレージを新たに建設する際やリフォームを検討する際には、税金の問題を十分に考慮する必要があり、地域や市町村によって税率が異なるため、事前に調査しておくことが大切です。

*排気ガスによる汚れの問題

車の排気ガスは、ガレージ内部の汚れの主な原因となります。
特に、白や明るい色の内壁は、排気ガスの影響で時間とともに黒ずんでしまうことが一般的です。
このような汚れは、見た目の問題だけでなく、壁材の劣化を早める要因ともなります。

定期的な掃除やメンテナンスはもちろん、ガレージ内部の換気を良くすることで、排気ガスによる汚れを最小限に抑えられます。

また、排気ガスの影響を受けやすい部分には、汚れにくい素材や塗装を選択することで、長期的な美観を保つことが可能です。

□まとめ

平屋のガレージハウスは、家とガレージの一体感を重視する家族や車愛好者にとって魅力的な選択肢です。

しかし、その魅力だけでなく、注意点もしっかりと理解しておくことが大切です。
理想の家を実現するためには、ガレージハウスのメリットやデメリットをしっかりと把握し、計画的に家づくりを進めることが重要です。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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