木造住宅の敵と言えばシロアリ!シロアリに強い木材をご紹介します

query_builder 2023/11/14
木造の家を建てる際に、シロアリによる被害とメンテナンスについて気になる方は多いでしょう。
シロアリの被害は、家の構造や価値に大きなダメージを与える可能性があります。

今回は、シロアリに強い木材の種類やその特性についてご紹介します。
新しい家を建てる予定の方や、家のリノベーションを考えている方は、ぜひご覧ください。

□シロアリに強い木材ってどんな種類?

木造の家を検討されている方にとって、どの木材がシロアリに強いのかといった点は、後々のメンテナンスの手間を踏まえると重要です。
ここでは、シロアリに強い木材とその特徴をご紹介します。

*香りの強い木材

シロアリは香りの強い木を避ける傾向があります。
元気な木から発散される「フィトンチッド」は、シロアリが嫌う香りとして知られています。
例えば、ヒノキやヒバは、その独特の香りがシロアリを寄せ付けません。

*硬い木材

シロアリは硬い木材を食べるのが難しいため、硬い部分を残す傾向があります。
心材と呼ばれる木の中心部分は、特に硬く、シロアリにとっては食べにくい部分です。

*特定の木材の特性

・ヒノキ
ヒノキは、「αカジノール」・「ヒノキチオール」といった、特有の香りの元となる成分を多く含んでいます。
これらの成分には、防虫・抗菌効果があるとされており、「ヒノキチオール」はシロアリの駆除剤に使われている成分の1つでもあります。

・ヒバ
ヒバは、ヒノキと同様に「ヒノキチオール」を多く含む木の1つです。
古くは、岩手県の中尊寺金色堂にも使用されており、丈夫な木材として有名です。

・スギ
水にぬれても腐りにくく、香りが良いため、酒樽や寿司桶などに利用されています。

・チーク
チークは、船の甲板に使われるほど、耐久性・耐水性に優れている木材の1つです。

・イヌマキ
イヌマキは、湿気・シロアリに強い木材です。
沖縄県では、古くから上質の建築材として重宝されています。

□同じ木材でもシロアリに強い部分とそうでない部分がある?

木材には心材と辺材という2つの部分があります。
心材は木の中心部分で、防腐効果や防虫効果のある成分を多く含んでいます。

一方、辺材は木の周辺部分で、防虫に有効な成分をほとんど含まないため、シロアリにとって餌として適しています。

シロアリに強いとされる木材でも、辺材部分はシロアリの被害を受けやすいです。
シロアリ対策をする際は、このような木材の部位の違いを考慮することが重要です。

□まとめ

シロアリの被害を防ぐためには、適切な木材の選択が非常に重要です。
香りの強い木材や硬い木材を選ぶことで、シロアリの被害を最小限に抑えられます。
木材の部位によってもシロアリの被害のリスクが変わるため、その点も考慮して選択することが大切です。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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