ウォークインクローゼットにカビ対策は欠かせない!カビが発生する理由と対策について

query_builder 2023/11/25
快適な暮らしに欠かせないアイテムとして重宝されているウォークインクローゼット。
その収納能力の高さから、多くの方が利用されているのではないでしょうか。
しかし、ウォークインクローゼットには、適切なメンテナンスを行わないとカビが発生してしまうデメリットも存在します。
今回は、ウォークインクローゼットにカビが発生する理由と、実用的なカビ対策の例をご紹介します。

□ウォークインクローゼットにカビが発生する理由

*洋服の繊維が湿気を吸収しやすい

洋服の繊維は、水分や汗を素早く吸収して乾燥させる特性があります。
ウォークインクローゼット内では、この性質が逆手に取られ、湿気が溜まりやすくなるのです。
特に、一度着用した後の洋服は、洗濯して乾かしても湿気を吸収しやすい状態になっています。

*北側に配置されることが多い

ウォークインクローゼットは日当たりが必要ないため、多くの場合、北側に配置されます。この位置付けが、日が当たりにくく、冷えやすい環境を生み出しているのです。
特に屋外と室内の温度差が大きい冬季は、結露が生じやすくなることで、カビが発生しやすい環境になってしまいます。

*出入り口が1つしかない

ウォークインクローゼットは通常、窓がなく、出入り口も1つしかありません。
閉め切られた空間であることが原因で空気の循環を妨げ、湿気が溜まりやすい環境を生んでしまいます。
ウォークインクローゼットをお使いの方は、定期的な換気を心がけましょう。

□ウォークインクローゼットのカビ対策をするならこれ!

ウォークインクローゼットのカビ対策としておすすめの方法は、4つあります。

1.除湿剤を置く

湿気が溜まりやすいウォークインクローゼットにとって、除湿剤は、手軽かつ効果的な対策の1つです。
特に床の四隅に置くと、湿気が下に溜まりやすい環境での効果が期待できます。
さらに、除湿機やサーキュレーターを併用することで、より確実な湿気対策が可能です。

2.窓を設置する

ドアが1つしかないウォークインクローゼットにとって、部屋に窓を設置することは、自然な換気を促す方法の1つになり得ます。
ただし、窓からの直射日光や外との寒暖差による結露には注意が必要です。
二重サッシを採用するなど、工夫が求められるでしょう。

3.換気扇を設置する

換気扇の設置も、ウォークインクローゼット内の湿気対策に有効です。
小型でも効率よく換気でき、扉を開けっぱなしにする必要がないことから、窓の設置や除湿剤の入れ替えが面倒だと感じる方は換気扇を取り入れてみてはいかがでしょうか。

4.調湿作用を持つ建材を使用する

無垢材や珪藻土、セラミックタイルなどの建材は、調湿作用を含む素材であるため湿気対策に非常に効果的です。
初期費用の高さこそデメリットかもしれませんが、長期的に見ればメリットのある投資といえます。

□まとめ

デッドスペースの活用としても取り入れられるウォークインクローゼットは、機能性の高さが象徴ですが、その裏には「カビ」の問題が存在します。
今回は、ウォークインクローゼットにカビが発生する理由と、その対策方法について解説しました。
定期的な換気や除湿剤・窓・換気扇の設置など、お客様の生活スタイルに合った対策を行うことが大切です。
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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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