吹き抜け照明の失敗を避ける!効果的な照明器具の選び方と配置のコツ

query_builder 2024/06/14

吹き抜け空間は、その開放感から多くの住宅で採用されていますが、照明の選び方や配置が難しいため、しばしば失敗例も見られます。
この記事では、吹き抜け照明に関する一般的な失敗例とそれを避けるための対策、おすすめの照明器具の選び方を詳しく解説します。
快適で美しい吹き抜け空間の実現に向けて、具体的なアドバイスをお伝えします。

◻︎吹き抜け照明の落とし穴!失敗例とその対策

吹き抜けの照明計画では、特に以下の点に注意が必要です。

1:カタログスペックの誤解

多くの照明器具のカタログスペックは標準的な天井高を前提に記載されていますが、吹き抜けの場合は天井が高く、光が拡散してしまうため、スペック通りには機能しません。
光源の位置が高いほど、その効果が低減し、結果として空間全体が暗く感じられることがあります。
この問題を解決するためには、吹き抜けの高さを考慮し、通常の照明よりもはるかに強い光量を持つ照明器具を選ぶことが重要です。

2:照明の過剰配置

逆に、吹き抜けの暗さを補うために照明を多く設置すると、空間がごちゃごちゃしてしまい、居心地の悪い印象を与えかねません。
照明計画においては、必要十分な明るさを確保しつつも、その配置には慎重を期す必要があります。
間接照明をうまく利用することで、直接光が目に入るのを避け、より柔らかな光の分布を実現できます。

3:照明計画の不均一性

吹き抜け部分の照明を計画する際に、隣接する空間との光のバランスを考えることがしばしば忘れられがちです。
たとえば、2階の廊下が吹き抜けに面している場合、その照明計画を一緒に考えることで、空間全体の調和と機能性を保てます。
光のムラを防ぐためには、吹き抜けだけでなく、隣接する空間との光量のバランスを検討することが求められます。

◻︎吹き抜け空間に適した照明器具の選び方

吹き抜け空間に適した照明器具として、以下の4つが一般的です。

1:ペンダントライト

ペンダントライトはその吊り下げ式の特性上、吹き抜けの高さを活かしつつ、空間に適切な光を提供できます。
デザイン性に富んでいるため、インテリアの一部としても機能しますが、光源の選定には注意が必要です。
光が弱すぎると空間の広がりを損ねることがあるため、適切な光量を持つ製品を選ぶことが大切です。

2:スポットライト

スポットライトは、特定のエリアやオブジェクトを強調照明するために用いられます。
吹き抜けの空間では、これを壁面や特定のディスプレイに向けて配置することで、空間に深みを加え、視覚的な興味を引く効果を期待できます。
ただし、スポットライト単独で全体の明るさを確保することは難しいため、他の照明器具との組み合わせが推奨されます。

3:ブラケットライト

壁に取り付けるブラケットライトは、吹き抜けの階段や廊下などの補助照明として非常に有効です。
間接照明としての役割も果たせるため、柔らかく広がる光で空間を温かみのあるものに変えられます。
また、デザインが豊富なため、空間の装飾としても活躍します。

4:ダウンライト

シンプルで目立たないダウンライトは、吹き抜けの補助照明として最適です。
特にLEDタイプのものは、消費電力が少なく長寿命であるため、高所に設置する吹き抜けの照明としてはメンテナンスの手間を減らせます。
ただし、光の拡散具合に注意し、空間全体が均一に明るくなるよう配置することが肝心です。

◻︎まとめ

この記事では、吹き抜け照明の計画における一般的な失敗例とその対策、おすすめの照明器具の選び方を紹介しました。
適切な照明選びと配置によって、吹き抜け空間をより魅力的で快適なものに変えられます。
明るさだけでなく、その質にも注意を払い、理想的な空間作りを目指しましょう。

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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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