住宅の気密検査とは?実施時期と結果の見方

query_builder 2025/03/12

住宅の気密性、気になりますか?
新築や中古住宅の購入・建築を検討されている方は、快適な住まいを実現するために、気密検査について知っておくことが大切です。
今回は、気密検査の重要性から手順、費用までを分かりやすくご紹介します。
これから家づくりを始める方にとって役立つ情報が満載です。
ぜひ最後までお読みください。

住宅の気密検査の重要性と実施タイミング

気密性が高い住宅のメリット

気密性が高い住宅は、冷暖房効率が向上し、省エネルギーにつながります。
冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を保ちやすいため、光熱費の削減にも貢献します。
また、防音性も向上し、外部の騒音に悩まされることも少なくなります。
さらに、結露やカビの発生を抑制し、健康的な住環境を維持する上でも有効です。
これらのメリットから、快適で健康的な生活を送ることが期待できます。

気密検査の種類

気密検査には、中間検査と完成検査の2種類があります。
中間検査は、外壁や内装の仕上げ工事前に行われ、断熱材などの施工状態を確認します。
問題があればその時点で修正できるため、完成後の不具合を減らすことができます。
完成検査は、建築工事が完了した後に実施され、最終的な気密性能を確認します。
中間検査と完成検査を両方行うことで、より高い精度で気密性能を確認できます。

気密検査の最適な時期はいつ?

中間気密検査は、外壁や内装の仕上げ工事前、断熱気密層が完成した段階が最適です。
このタイミングで検査を行うことで、問題があれば修正が容易であり、工期や費用を抑えることができます。
完成気密検査は、建築工事が完全に完了した後に実施します。
これにより、最終的な気密性能を正確に把握し、安心して入居することができます。

住宅の気密検査の手順と結果の見方

気密検査に必要な準備と当日の流れ

検査当日は、事前に専門会社と打ち合わせを行い、検査に必要な準備を行います。
換気口などの開口部をテープで塞ぎ、測定器を設置する場所などを確認します。
測定器を設置後、室内外の圧力差を調整しながら、建物の隙間から漏れる空気量を測定します。
測定後、結果を数値(C値)で示され、その解釈について説明を受けます。

気密検査結果の解釈

C値とは、1㎡あたりの隙間面積を表す数値で、C値が小さいほど気密性が高いことを示します。
一般的に、C値1.0㎠/㎡を下回ると高気密住宅と評価されます。
C値の数値によって、住宅の気密性能の高さが分かります。

C値からわかることと改善策

C値の結果から、住宅全体の気密性を数値で把握できます。
目標値を下回っていれば問題ありませんが、上回っている場合は、隙間を特定し、適切な対策を講じる必要があります。
例えば、窓枠やサッシ周りの隙間を埋めるなど、改善策を講じることで気密性を向上させることが可能です。

気密検査にかかる費用相場と注意点

気密検査の費用は、専門会社や地域、建物規模によって異なりますが、1回あたり数万円から10万円程度が相場です。
ただし、出張費などが別途かかる場合もあります。
また、検査内容や報告書の有無なども確認しておきましょう。

まとめ

気密検査は、快適で省エネルギーな住宅を実現するために非常に重要な検査です。
中間検査と完成検査を両方行うことで、より確実な気密性能の確認が可能です。
C値という数値で気密性能が評価され、その結果に基づいて改善策を講じることが可能です。
費用は専門会社や地域によって異なりますが、快適な住環境を手に入れるための投資として捉えるべきでしょう。
新築・中古住宅を問わず、気密検査を検討することで、より安心で快適な住まいを実現できます。

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株式会社And.s

株式会社And.sの持田正二です。弊社は富士市を拠点に、静岡市や富士宮市周辺で注文住宅の設計・建築を行っています。お客様の理想の住まいを実現するため、デザイン性だけでなく、機能性や安全性にもこだわった住まい作りを提供しています。特に、家事のしやすさや防犯性、大切なペットが快適に過ごせる空間作りを重視しています。さらに、ローコストでハイクオリティーな住宅や、おしゃれなデザインの家、自由な間取りの住宅など、様々なニーズに柔軟に対応しています。経験豊富なプランナーが、お客様一人ひとりのライフスタイルや個性に合わせた最適な住まいをご提案し、快適な生活をサポートいたします。理想の住まいを実現するために、ぜひ私たちにお任せください。

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